子どもを伸ばす? それとも…? あなたの言葉がすべてを決める

子どもに何かさせたいとき、親はよく「また○○してない。なんで○○しないの。
○○しなきゃダメでしょ」などと言いますが、こういう否定的な言葉は子どものやる気を奪うだけです。

もちろん、子どもも頭ではそれが正しいと分かります。

でも、言葉の中にほんの少しでも自分を非難する要素が感じられると、心が閉ざされてしまい素直に聞く気になれなくなるのです。

さらに、いつもこういう言い方をされていると親への不信感が育ってしまいます。

「自分はあまり好かれていないのではないか?」と思うようになり、その不安ががんばる気力を奪ってしまいます。

ですから、まずは否定的な言葉をやめることが大切です。

そして、「○○するといいよ。○○するとうまくいくよ」などの肯定的な言葉や「○○が上手だね。○○をがんばっているね」などのほめる言葉をつかうようにしましょう。

このように言われると、子どもは心が開いて素直に聞こうという気持ちになります。

また、親の愛情を実感できるようになるので、何でもがんばる気力がわいてきます。

でも、常に肯定的な言葉やほめる言葉をつかうのは現実的には難しいことです。

それが無理なときは、せめて「さあ、○○しよう」とか「○○するよ。用意、ドン」などの単純な言葉で促すようにしましょう。

そのとき、「あなたはいつも言われないとやらなくて…」などと、子どもを非難する余分なことを言わないようにしてください。

言葉の力は絶大です。
親が言葉を変えれば子どもも変わります。

「この子はやる気がなくて…」と子どものせいにする前に、自分の口癖を振り返ってみてください。

(本原稿は、共同通信の配信記事として2012年頃に各地の地方紙に掲載されたものです)

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