楽親になろう ~学力・生活力・友達力がつく家庭の習慣~

出版社:朝日学生新聞社、単行本:192ページ、発売:2010年6月16日

●子どもがちっとも言うことを聞いてくれない。
来る日も来る日も、同じことで叱ってばかりだ。
こう感じている親が本当にたくさんいます。

でも、世の中には、そうでない親もいます。
少数派ですが、いることはいるのです。

毎日、明るい気持ちでゆったり安らかに生活している。
それでいて、子どもは能力を伸ばしていて性格もいい。
もちろん、親子関係もいい。

私もそういう親を何人か知っていますが、その人たちには共通点があります。
まず、穏やかにして寛容であり、ガミガミ叱るということがありません。
ですから、子どもは毎日安らかな精神状態でいられます。

●そして、家の中に知的な雰囲気があり、生活の中で自然に知的な刺激がされています。
ですから、親が「勉強しなさい」と言わなくても、子どもが進んで勉強するのです。

しかも、たいへんな努力の末にそうなっているわけではなく、これらのすべてを無理なく自然に行っているのです。
つまり、みんな「楽親」なのです。

この本では、その具体的な方法について、マンガで詳しく紹介していきます。

実際にできそうにないことは、載せてありません。
すべて、すぐ実行できることばかりです。

●この本は、朝日小学生新聞に連載中の「そこが知りたい親力のツボ」をまとめたものです。

半年の予定で始まった連載でしたが、読者のみなさんのご支持のおかげで、もうすぐ4年目に突入です。

マンガ執筆の「ないとうくるみ」さんは、子育て真っ最中のママさんです。
ですから、マンガの中に子育てのリアルな日常がたくさん出てきます。

それが読者のみなさんの大いなる共感を得ることになり、このマンガの人気のもとにもなっています。

愛すべきキャラクターの「咲さん」、私も大好きです。
いただいたゲラを見ながら、いつもゲラゲラ笑っています。

咲さんは、悩んだり失敗したりしながら少しずつ成長していますね。
最初から完璧な親などいるはずがありませんから、これでいいのです。

みなさんも、親として少しずつ成長していってください。
ぜひ、「楽親」を目ざして進んでください。

●親が苦しければ子どもも苦しくなります。
それでは、子どもが伸びていけるはずがありません。

親が楽になれば子どもも楽になります。
それで、初めて、子どもは伸びていけるのです。

大切なのは、基本的な方向性を正しくすることです。
そうすれば、親子で楽になりながら、すべていい方向に進んでいきます。

そして、基本的な方向性で本当に大切なことは、それほど多くはありません。
この本には、そのおおよそを網羅できたと思います。

本当に、親の習慣と言葉をちょっと変えるだけで、子どもは変わります。
ぜひ、できるところから実際にやってみてください。