イライラを子どもにぶつけないために

●深呼吸と背伸び

人は誰でもイライラするときがあります。
ストレスが溜まっている、機嫌が悪い、体調が悪い、天気が悪い…、などの理由で。
そして、親はつい自分のイライラを子どもにぶつけてしまいがちです。
それまでは子どもとの人間関係を大切にしてきたのに、すべて台無しです。

自分が積んできた積み木を自分で崩してしまったのです。
この虚しさといったらありません。
こうならないために大事なのは、まず自分の精神状態に気づいていることが大事です。

「今日は、私、何だか機嫌が悪いな」
「あ、自分は今イライラしてるな」
このように気づいていると、それに飲み込まれる前に対処できます。

そして、気づいたら、取り敢えず胸一杯に空気を吸い込んで深呼吸してみましょう。
これだけでかなり違います。
呼吸を変えると気持ちも変わるからです。
ついでに、猫のように背伸びしてみるとさらに効果的です。

●子どもと離れる

自分のイライラに気づいたら、子どもと離れることも大事です。
そのまま一緒にいれば、子どもにぶつけるに決まっています。
別の部屋に行く、ベランダに出る、外の空気を吸う、トイレに閉じこもる、車の中でひと休み、などなど、とにかく子どもと離れましょう。
近所を散歩、買い物に行く、喫茶店でひと休み、などもあります。

自分が移動できないときは、次のように言って子どもを避難させてください。
「ママは今なんだか知らないけどイライラしてる。あなた、ここにいない方がいいよ。漫画読むなら縁側に行って読んで」

●ストレスを発散させる

あるいは、次のような方法でストレスを発散させるのもオススメです。

1,寝室に行って枕やクッションを叩いたり踏んづけたりする
2,新聞紙や段ボール紙を破りまくる

3,「バカ、バカ、バ~カ、バカじゃないの、バカたれ、……」「アホ、アホ、アホ、……」「むかつく、むかつく、……」「何やってんだ、一体、腹立つんだよ、……」などと声に出して一人で怒る。(ただし、誰にも聞こえないところで!)

4,一人になって好きな音楽を聞きまくる
5,歌を歌う
6,ストレッチ、ヨガ、筋トレをする
7,友達に電話で愚痴る
8,花や植物を見る
9,ペットと遊ぶ
10,寝る

1,2,3などは、ストレスを子どもにぶつける前に純粋に発散させてしまう方法です。
もちろん、他にもいろいろあるはずです。
ぜひ、自分なりの方法を見つけてください。

●子どもにぶつけなくなるとステージが上がる

とにかく、イライラに飲み込まれて子どもにぶつけるのだけはやめましょう。
この一事ができるようになっただけで、あなたの親力・人間力は大きくレベルアップしたと言えます。

言い換えると、ワン・ステージ上がったということです。
それだけ価値のあることなのです。

前の記事 | 目次 | 次の記事