やることを見える化すると叱らなくても済む。
~カードで生活習慣の見える化~

●夏休みにダラダラするのは当たり前

夏休み中の子どもがダラダラしているのを見て、イライラがマックスのママさんも多いことと思います。
でも、ご安心ください。
夏休みにダラダラするのは当たり前ですから。

これが普通の姿なのだと諦めてください。
そもそも夏休みは「休み」ですから、子どもは正しい行動をしているとも言えるのです。

欧米の夏休みは2カ月もあり、その間は宿題もナシというのが一般的です。
それに対して、日本の子どもたちは夏休みが1カ月ほどしかなく、その間にも宿題がたくさんあり、塾や習い事もあり、通信教材もありで、なにかと大変です。
おまけに日本の夏は高温多湿ときています。

こういう事を頭に入れて、まずは「子どもも大変だな。まあ、しかたがないか」と許してあげてください。

●カードに書いて、やることを見える化する

とはいっても、やらせなければならないこともあります。
それについては、口で叱るだけでなく、合理的な工夫をすることが大切です。
このママノートで紹介した模擬時計も効果的です。

勉強大好き&学力アップ「親野智可等のママゼミ」 第9回

今回はカード式という方法を紹介したいと思います。
これは、子どもがやるべきことをカードにして見える化する方法です。
ある家では、朝食の前に次の5つのことをやることになっています。

「洗面・手洗い・うがい、髪をとかす、着替える、脱いだ服をたたむ、勉強の準備をする」

それで、これら5つを5枚のカードに書いて、ホワイトボードに貼ってあります。
そして、朝起きたらカードを見て5つのことを順番にやり、やったらカードを裏返して貼ります。
カードの裏にはかわいいキャラクターの絵が描いてあります。

●見える化すると自分で動ける

これによって、やるべきことがはっきりします。
かわいいキャラクターの絵を見られるというのも、ちょっとしたことですが、子どものやる気につながっているそうです。
このカードによって、かなり自分で動けるようになったそうです。

朝食の後には、「食器運び、歯磨き、うんち、勉強、部屋の掃除」などのカードが考えられます。
寝る前には「お風呂、片づけタイム、トイレ、うがい」などです。

カードにするのが面倒なら、ホワイトボードや画用紙に書くだけでも効果はあります。
とにかく、大事なのは口で叱るだけでなくやることを見える化することです。

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