子どもの才能を見つけるには、いろいろ試してみること(前回の続き)

前回「うちの子は何が好きなのかよくわからない。何を応援すればいいかわからない」という場合に、親にできる1つめの方法として、「日頃の子どもの様子をよく観察すること」について書きました。

今回は、親にできる方法の2つめ。それは、子どもに向いていそうなもの、興味を持ちそうなものを子どもに紹介・推薦することです。

●子どもが興味を持ちそうなものを見つけたら…

例えば、次のように言います。

さっき本屋さんに立ち寄ったら、「押し花セット」を売ってたよ。
一緒に見に行ってみない?
気に入ったら買ってみようよ。
あなたに向いているかもよ。

あるいは、次のように言います。

来月、児童館で「子ども向け 超かんたん プログラミング講座」というのがあるんだって。
試しにやってみるのもいいかも。
プログラミングがうまくなると、自分でゲームをつくれるようになるみたいだよ。

また、あるいは次のように言います。

パソコンとスカイプでできる口笛教室っていうのがあるんだって。
口笛が吹けるとかっこいいよね
ママと一緒にちょっとやってみない?

●子どもは情報弱者だから紹介と推薦が必要

もちろん、強制はよくありません。
でも、このような紹介と推薦は必要です。
なぜなら、子どもは情報弱者だからです。
ごく身近に、あるいはそれほど遠くないところにその子にぴったりなものがあっても、子どもは自分で見つけることができないのです。

大人の方が情報収集力ははるかに高いです。
各種のチラシや広告、ネットの情報、ママ友達の口コミなど、大人だったら色々な情報を得ることができます。

常にアンテナを張り巡らして、子どもに合いそうなもの、向いていそうなもの、興味を持ちそうなものをキャッチしましょう。
そして、それを子どもに紹介・推薦してあげましょう。
いろいろお試しでやってみれば、その子にぴったりなものに出会える可能性が高まります。

●向いてないものを無理に続ける必要はない

やらせてみて、子どもがいまいち興味を持たなかったとしたらどうすればいいでしょうか。その場合、「何か始めたからにはすぐやめないで、最低3カ月はやらせなければ」とか「やめ癖がつかないように、せめて半年は続けさせなければ」などと、つまらない思い込みをしないようにしてください。

そんなことを思っていると親子共々苦しむことになります。
「やめ癖」などというのは、誰が言いだしたか知りませんが、何の根拠もない作り話であり迷信です。

お試しでやってみて合わないようだったら、無理に続ける必要はありません。
いろいろ試しているうちにぴったりなものが見つかれば、「やめろ」と言ってもやめなくなります。

●どの人にも生まれ持った天才がある

天才とは何でしょうか?
それには2つの意味があります。
1つは天が与えてくれた才能という意味です。
2つめはそれを体現した人物という意味です。

どの人にも生まれ持った天才があります。
それを見つけて伸ばせた人が天才と呼ばれるのです。
ところが、見つけられない人が多いのです。
たくさん試せば見つかる可能性が高まります。

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