最高の誕生日とは?子どもの存在そのものを無条件に肯定してあげよう

●なぜ、子どもは誕生日が好きなのか?

子どもは誕生日が大好きです。
なぜかというと、自分の存在そのものを無条件に肯定してもらえる日だからです。
ほとんどの子どもは、日頃、ほめられることより叱られることが多いです。

たまにほめられるにしても、勉強をがんばったとき、時間通りに着替えができたとき、お手伝いをしたとき、妹に優しくしたときなど、いろいろな条件つきです。
もちろん、このようなときほめることは大事ですが、それだけでは不十分です。

実は、子どもが一番うれしいのは、無条件に、自分の存在そのものを肯定的にほめられたときです。
例えば次のような言葉が大事です。

・○○君がいてくれて、ママはとてもうれしい
・毎日○○ちゃんと一緒に居られてママはとても幸せ
・ママとパパのところに生まれてくれてありがとう。大好きだよ
・あなたが、お父さんとお母さんの子どもで本当にうれしいよ

●無条件の肯定によって基本的信頼感が育つ

親からこのような言葉を贈られている子は、親の愛情を実感して親に対する信頼感が高まります。
同時に、自分の存在そのものも信頼して肯定できるようになります。
つまり、他者信頼感と自己肯定感の2つが同時に高まるのです。

そして、この2つは人間が長い一生を生きていく上で本当に大事な、基本的信頼感の土台です。
発達心理学者のエリクソンも佐々木正美先生も、基本的信頼感とは「人を信じる力と自分を信じる力」のことだと言っています。

基本的信頼感がある人は、他者とよい関係を築きつつ、自分も満足できる人生を展開していくことができます。

●誕生日にはスペシャルなお話を

ですから、このような言葉を日頃から子どもに贈ってあげてほしいと思います。
特に、子どもの誕生日には、ぜひ言ってあげてください。

さらには、誕生日というのはスペシャルな日ですから、スペシャルなお話もしてあげるといいでしょう。
例えば、その子がお腹の中に宿ったとわかったときの気持ちを話してあげるといいと思います。

看護婦さんやお医者さんがそれを伝えてくれたときの様子や、それを聞いたときのママの気持ちを具体的に描写してあげると、子どもは非常に真剣に聞いてくれます。
それをパパに伝えた時のことも描写してあげてください。
その場所はどこだったか、そのときの天気はどうだったか、それを聞いたときのパパの様子はどうだったか、こういうことを話してあげるといいでしょう。

●描写によって現実感が高まり真実度が増す

繰り返しますが、話すときはできるだけ具体的に描写してあげてください。
なぜ描写が大事かというと、それによって現実感が高まり真実度が増すからです。
同じように、次のような話も、ぜひ描写しながら話してあげてください。

・その子がお腹の中にいたときに感じたことや、気をつけていたこと
・パパが気をつかってくれたこと
・名前について考えたこと
・お腹の中から蹴られたときのこと
・その子が生まれた日のこと。場所、周りの状況、お天気など
・出産のときのこと。家族の様子や気持ちなど。
・うまれてくれたときのうれしい気持ちやパパの様子

●誕生日を待つまでもなく、今すぐやってあげればベスト

もちろん、パパ自身の口から伝えてあげることも大事です。
おじいちゃんやおばあちゃんの話も、ぜひ。
口で話すだけでなく、手紙に書いて読んであげるのもいいですね。
これは子どもの宝物になると思います。

次のようなキーワードで検索してみると、いろいろなアイデアが見つかります。

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もちろん、誕生日を待つまでもなく、今すぐやってあげればベストです。
思い立ったが吉日!

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