学力アップには図鑑がオススメ

子どもに学力をつけてあげたい。勉強を好きにしてあげたい。親なら誰でもこう思っているはずです。そのための一つの方法として、私は図鑑の活用をお勧めしたいと思います。

実は、いま日本では図鑑革命と図鑑ブームが同時に進行しています。つまり、いままでの図鑑の枠に収まらない新しいタイプの図鑑がどんどんと出版されて、いずれも大ベストセラーになっているのです。

いままでの図鑑は、例えば昆虫図鑑ならたくさんの昆虫の写真が羅列的に載っていました。これだと、もともと昆虫が好きな子には面白くても、そうでない子には面白くなかったと思います。

ところが、近ごろ相次いで登場している図鑑は、何かを羅列的に載せたものではありません。例えば、”秘密”というテーマをもとに編集した図鑑があります。これは、子どもが興味を持ちそうな乗り物、生物、宇宙、体、生活などの面白い秘密を解き明かしてくれる図鑑です。

また、”一番”というテーマをもとに編集した図鑑は、速さの一番、高さの一番など、いろいろな一番を紹介しています。”比べる”というテーマで編集した図鑑は、動物や建物の大きさを比べたり、泳ぐ速さを比べたりしています。

これらの図鑑は、もともと子どもが興味を持ちそうなテーマを選りすぐってつくってあります。しかも、ビジュアル重視なので美しくて迫力のある写真が満載です。文章も通り一遍の説明ではなく、子どもが楽しく読める読み物風になっています。

このような工夫によって、いまの図鑑は子どものみならず大人でもワクワクしながらページをめくれるようになっています。ですから、もともと興味がなかった分野についても楽しく読めて、いつの間にか豊かな知識が身についていきます。

これらの知識が、やがて学力につながっていきます。また、図鑑に親しんでいるうちに、漢字も読めるようになり、語彙も増え、読解力もつきます。これがまた学力の底上げにつながります。

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