理不尽で感情的な権力者になっていませんか?

理不尽な上司のもとで働くことほど苦痛なことはありません。理不尽とは、たとえば次のようなことです。

1,その日の気分や自分の都合で言動が変わり一貫性がない 2,自分にも責任があるのに部下を一方的に責める 3,叱ってばかりでほめることができない 4,感情的で突然キレる

上司が理不尽だと、部下たちはやる気を失いストレスを溜め込み業績も上がりません。こういう上司が尊敬されることは決してありません。

部下たちは表面的かつ短期的には従いますが、心はどんどん離れていき、やがて何らかの反乱が起こります。どんな職場にも一人くらいはこういう上司がいて、部下たちを苦しめています。

さて、ここまでは上司と部下の話でしたが、まったく同じことが親子にも当てはまります。しかも、親が理不尽である確率は上司のそれよりもはるかに高いのです。

もっとはっきりいうと、たいていの親たちが理不尽です。そして、理不尽であることに気づいてすらいません。

理不尽で感情的な親のもとにいる子どもは、本当にかわいそうです。常に親の顔色をうかがってビクビクしていなければなりませんし、安心して安らかな気持ちで過ごすことができません。しかも、親には人事異動がないのでこれが延々と続きます。

子ども時代をこのような精神状態で過ごすと、漠然とした不安感を引きずったり対人恐怖になったりする可能性が高まります。

子どもは弱い存在であり、親は上司以上に絶対的な権力者です。立場に甘えて傍若無人に振る舞う権力者がやがてどうなるか、それは歴史の示すところです。

親も上司も例外ではありません。因果応報の言葉の通り、自分から出たものは全て自分に返ってくるのです。

みなさん! 自覚のないまま冒頭の1から4までのことを行っていないか、ぜひ振り返ってみてください。

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