男の子脳と女の子脳は伸び方が違う

一般的に男の子には次のような傾向があり、それが育てにくさにつながっています。

うろちょろ動き回って落ち着きがない、騒々しくて乱暴、話を聞かない、いつも上の空、同じことを何度言っても効果がない、やるべきことをやらない、イヤなことは後回し、やりたいことしかやらない、時間意識が希薄でマイペース、時間が来ても終われない、切り替えが下手、先を見通せないので段取りが悪い、人の気持ちや空気を読めない、意思の伝達が苦手、いつまでも幼稚、物の管理ができない、自己管理ができない…。

脳科学によると脳には男の子脳と女の子脳があって、これらの傾向は男の子脳の特質だそうです。そして、一般的に男の子は男の子脳の度合いが高く、女の子は女の子脳の度合いが高いとのことです。

でも、個人差もかなりあり、女の子でも男の子脳の度合いが高い子がけっこういるそうです。そういう女の子は、先ほどの育てにくい部分をかなりもっているのです。

しかしながら、これらの育てにくい部分が、実は後で大きく伸びるための要素でもあり、同じコインの裏・表なのだそうです。つまり、騒々しくて乱暴なのは活力であり、やりたいことしかやらないのは主体性です。空気を読まないのは独創性であり、時間が来ても終われないのは集中力なのです。

このような事実を、親や先生が理解していることが大切です。そうすれば、「ちょっとこの子たいへんだな」と感じさせる子も許せますし、長い目で見てあげることもできます。

それは、その子がダメなのではなく、男の子脳の度合いが高くて後で伸びる要素をたくさん持っているということなのです。ただ、その同じコインのちょっと大変な部分が先に出ているだけなのです。

実際、私が知っているある子は、小学1年生のときは手が掛かって大変でしたし、中学生になっても親を心配させていましたが、中学3年生ころから伸び始めて、高校では生徒会役員になって大活躍しました。

もちろんスイッチの入る時期は百人百様で、仕事に就いてからということもありますし、もっと後になることもあります。でも、どの子にもスイッチが入る時は必ず来るのです。

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