やる気のスイッチが入る人と入らない人、その差はどこに?

子どもの人生は長いです。今あまりぱっとしていなくても、この先いくらでも本人のやる気のスイッチが入るときがやってきます。

きっかけはいろいろありますが、例えば何か失敗して「このままでは将来もっと困る。がんばらなくては」と決意したり、あるいは「これをやりたい」という夢を抱いて奮い立ったりするときです。

または、好きな人ができて「いいところを見せたい」と思ったり、ライバルが出現して「私も負けてられない」と思ったりするかもしれません。

あるいは、先生に褒められて「ようし、がんばるぞ」と思ったり、伝記を読んで「すごいなあ。ぼくもやるぞ」と思ったりするかもしれません。このようにいろいろなきっかけがあるのです。

でも、きっかけがあったとき実際にスイッチが入る人と入らない人がいます。自己肯定感がない人だと「やってみたい。でも、ダメだろうな、ぼくなんか」となってしまって、結局スイッチが入りません。

自己肯定感がある人なら、「やってみたい。ぼくならできるはずだ。やるぞ」となって、実際にスイッチが入ります。

ですから、親や先生がひたすら大事にするべきなのは、子どもの自己肯定感を育てながら長い目で待つということです。

待てない親や先生は必ず子どもを傷つけます。目先のことばかり見て「○○ができてない。ちゃんとやらなきゃダメでしょ」と否定的に叱り続け、結局は子どもの自己肯定感をボロボロにしてしまうのです。

そうすると、せっかくきっかけがあってもスイッチを押せない人になってしまいます。これが一番こわいことです。よく「伸びる芽を育てよう」といいますが、それはつまり自己肯定感を育てるということなのです。

自分を肯定し「やれる」と思うことができる人なら、人生をぐんぐん切り開いていくことができるのです。

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