親の見届けが続けば子どものがんばりも続く

先日、ある男の子がお母さんに叱られているのを見ました。今年から夕食前に玄関の掃き掃除をすると決めたのに、やったのは初めのうちだけで、既に10日間もやっていなかったことが発覚したとのことでした。

このように、年始や新学期などに「今日から○○をやる」と決めることはよくあります。その場合、1週間くらいは子どもも張り切ってがんばり、親も見届けてほめます。

ところが、そのうちに子どもはやり忘れるようになり、同時に親も見届けを忘れ始めます。ついには、子どもは全然やらなくなり親も忘れ果ててしまいます。

しばらくして、何かのきっかけで親が先に思い出します。そして、長い間子どもがやっていなかったことを叱ります。このとき、声を荒げて感情的に叱ることを厳しさだと勘違いしている人がたくさんいます。

実は親自身も見届けを忘れていたのですが、そのことはすっかり棚に上げて子どもだけを責めます。でも、本当は子どもを叱る資格はないのです。

それどころか、本当の責任は親にこそあります。親が忘れずに見届けを続けていれば、子どもも続けることができたのですから。

見届けとは、子どもがやったかどうか確認して、やっていたらほめ,やっていなかったらやらせてほめることです。

お手伝いでも生活習慣でも、あるいは勉強や運動でも、親の見届けさえ続けば、子どももがんばり続けることができます。

でも、見届けが大事とわかっていても、親も忙しいのでつい忘れてしまいがちです。そこで、おすすめしたいのがチェック表、別名「見届け表」です。これは、子どもがやったら丸をつけるのではなく、親が見届けをしたら自分で丸をつける表です。

子どもがやってあっても親が見届けなければ丸はつけられません。子どもがやってなくても親が見届けをすれば丸をつけます。

これは、親が見届けをがんばり続けるための「親のがんばり表」のようなものです。これによって親の見届けが続けば、子どももがんばり続けることができます。

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